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第40回日本認知症学会学術集会

日程表/プログラム

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11/26時点

日程表

【指定演題】
プログラム
【一般演題】
プログラム
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現地:会期の間、現地会場にてご聴講いただけるセッション

LIVE:会期の間、現地講演の様子をLIVE配信するセッション

オンデマンド:WEB配信サイト上でご講演動画を閲覧いただけるセッション


※オンデマンド配信の対象セッションは一部変更となる場合がございます。
 あらかじめご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

※オンデマンド配信NGセッション一覧はこちら
オンデマンド配信NGセッション

会長講演

11月26日(金曜日) 13:20~14:00現地LIVEオンデマンド
アルツハイマー病の疾患修飾療法を求めて

座長:
秋山 治彦(横浜市立脳卒中・神経脊椎センター 臨床研究部)
演者:
岩坪  威(東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野/国立精神神経医療センター神経研究所)

特別講演

特別講演1現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 10:00~11:00
Role of APOE in amyloid-β and tau mediated neurodegeneration

座長:
山田  薫(東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野)
演者:
David M. Holtzman(Department of Neurology, Washington University in St. Louis, USA)

特別講演2現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 11:00~12:00
世界認知症審議会(WDC)とPublic Private Partnership

座長:
岩坪  威(東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野)
演者:
黒川  清(日本医療政策機構)

特別講演3現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 17:30~18:30
The W.H.O Integrated Care for Older Adults (I.C.O.P.E) and Cognitive functions in Older Adults

座長:
古和 久朋(神戸大学大学院保健学研究科)
演者:
Bruno Vellas(Alzheimer’s Research Clinical Center, Gerontopole, Toulouse University Hospital, France; W.H.O Collaborative Center for Frailty, Clinical Research & Geroscience and Geriatirc Education)

特別講演4現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 9:00~10:00
IMPROVING GENERALIZABILITY OF CLINICAL TRIALS AND VALIDATING
PLASMA TESTS FOR AMYLOID, TAU, AND NEURODEGENERATION USING
THE ALZHEIMER’S DISEASE NEUROIMAGING INITIATIVE(ADNI)

座長:
岩田  淳(東京都健康長寿医療センター脳神経内科)
演者:
Michael Weiner(University of California San Francisco UCSF, Medicine, Radiology, Psychiatry, and Neurology, San Francisco, USA)

特別講演5現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 10:00~11:00
An update on trials of disease-modifying drugs for AD

座長:
森  啓(長岡崇徳大学、大阪市立大学医学部)
演者:
Paul S. Aisen(University of Southern California Alzheimer’s Therapeutic Research Institute (USC ATRI), San Diego, CA, USA)

特別講演6現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 11:00~12:00
認知症施策の推進について

座長:
岩坪  威(東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野)
演者:
土生 栄二(厚生労働省老健局長)

プレナリーレクチャー

プレナリーレクチャー1現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 9:00~9:50
Phosphorylated tau in blood, an Alzheimer’s disease pathology specific biomarker

座長:
池内  健(新潟大学脳研究所生命科学リソース研究センター)
演者:
Jeffrey L. Dage(Stark Neurosciences Research Institute, Indiana University School of Medicine, Indianapolis, IN, USA)

プレナリーレクチャー2現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 9:00~9:50
認知症と21世紀社会

座長:
新美 芳樹(東京大学医学部附属病院早期・探索開発推進室)
演者:
三浦 公嗣(慶應義塾大学医学部)

プレナリーレクチャー3現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 9:00~9:50
アルツハイマー病モデル動物開発の最先端

座長:
道川  誠(名古屋市立大学医学研究科神経生化学)
演者:
西道 隆臣(理化学研究所脳神経科学研究センター神経老化制御研究チーム)

プレナリーレクチャー4現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 9:00~9:50
血管性認知症の病態と治療

座長:
阿部 康二(国立精神・神経医療研究センター)
演者:
冨本 秀和(三重大学大学院医学系研究科神経病態内科学)

プレナリーレクチャー5現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 9:00~9:50
認知症の精神療法―いかに向き合い、いかに話すか

座長:
水上 勝義(筑波大学大学院人間総合科学学術院)
演者:
繁田 雅弘(東京慈恵会医科大学)

プレナリーレクチャー6現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 9:00~9:50
認知症の臨床病理学

座長:
小野賢二郎(金沢大学大学院医薬保健学総合研究科脳老化・神経病態学(脳神経内科学))
演者:
山田 正仁(国家公務員共済組合連合会九段坂病院内科(脳神経内科))

プレナリーレクチャー7現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 9:00~9:50
認知症と生活習慣病

座長:
神﨑 恒一(杏林大学医学部高齢医学)
演者:
羽生 春夫(総合東京病院認知症疾患研究センター)

プレナリーレクチャー8現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 9:00~9:50
認知症の予防・治療に向けた創薬研究

座長:
関島 良樹(信州大学医学部脳神経内科、リウマチ・膠原病内科)
演者:
富田 泰輔(東京大学大学院薬学系研究科)

プレナリーレクチャー9現地LIVEオンデマンド

11月28日(日曜日) 9:00~9:50
30年にわたるアルツハイマー病の研究史『アルツハイマー征服』を執筆して

座長:
池内  健(新潟大学脳研究所生命科学リソース研究センター)
演者:
下山  進(ノンフィクション作家・上智大学文学部新聞学科)

プレナリーレクチャー10現地LIVEオンデマンド

11月28日(日曜日) 9:00~9:50
The AD Workbench: A platform for sharing valuable dementia data

座長:
新美 芳樹(東京大学医学部附属病院早期・探索開発推進室)
演者:
Tetsuyuki Maruyama(Alzheimer’s Disease Data Initiative (ADDI))

プレナリーレクチャー11現地LIVEオンデマンド

11月28日(日曜日) 9:00~9:50
認知症の薬物治療の最先端

座長:
小野寺 理(新潟大学脳研究所)
演者:
下濱  俊(医療法人社団慈誠会慈誠会記念病院)

学術教育講演

学術教育講演1現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 10:00~10:50
認知症未来社会創造センター

座長:
秋下 雅弘(東京大学大学院医学系研究科)
演者:
鳥羽 研二(東京都健康長寿医療センター)

学術教育講演2現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 11:00~11:50
若年性認知症の諸課題

座長:
藤本 直規(医療法人藤本クリニック)
演者:
粟田 主一(東京都健康長寿医療センター研究所)

学術教育講演3現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 14:10~15:00
認知症高齢者と自動車運転免許: 現状と今後の展望

座長:
上村 直人(高知大学)
演者:
三村  將(慶應義塾大学医学部精神・神経科教室)

学術教育講演4現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 15:10~16:00
認知症疾患医療センターの現状と将来像

座長:
内海久美子(砂川市立病院認知症疾患医療センター)
演者:
古田  光(東京都健康長寿医療センター精神科)

学術教育講演5現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 9:00~9:50
認知症ケアの現在と未来~BPSDを予防し生活障害を減らす

座長:
本間  昭(お多福もの忘れクリニック)
演者:
山口 晴保(認知症介護研究・研修東京センター)

学術教育講演6現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 10:00~10:50
認知症ケアレジストリとその活用

座長:
今井 幸充(医療法人社団翠会和光病院)
演者:
數井 裕光(高知大学医学部神経精神科学講座)

学術教育講演7現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 11:00~11:50
ヒト認知症脳組織由来の細胞外小胞における疾患関連タンパク質ネットワークの解明

座長:
西村 正樹(滋賀医科大学神経難病研究センター)
演者:
池津 庸哉(メイヨークリニックフロリダ校神経科学科)

学術教育講演8現地LIVEオンデマンド

11月28日(日曜日) 9:00~9:50
認知症施策推進⼤綱と政策の動向

座長:
石井 伸弥(広島大学大学院医系科学研究科共生社会医学講座)
演者:
田中 稔久(厚生労働省老健局認知症施策・地域介護推進課)

学術教育講演9現地LIVEオンデマンド

11月28日(日曜日) 10:00~10:50
アルツハイマー病の病態と治療

座長:
東海林幹夫(公益財団法人老年病研究所附属病院認知症センター)
演者:
玉岡  晃(筑波記念病院脳神経センター)

学術教育講演10現地LIVEオンデマンド

11月28日(日曜日) 11:00~11:50
前頭側頭型認知症とCBD, PSP

座長:
川勝  忍(福島県立医科大学会津医療センター精神医学講座)
演者:
新井 哲明(筑波大学医学医療系臨床医学域精神医学)

シンポジウム

シンポジウム1現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 10:00~12:00
認知症神経病理イメージングのフロンティア

座長:
島田  斉(新潟大学脳研究所統合脳機能研究センター/
量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所)
伊藤 健吾(国立長寿医療研究センター)
演者:
S1-1 島田  斉(新潟大学脳研究所附属統合脳機能研究センター臨床機能脳神経学分野)
S1-2 石井 賢二(東京都健康長寿医療センター研究所神経画像研究チーム)
S1-3 Michael J. Pontecorvo(Clinical Development, Avid Radiopharmaceuticals, Alzheimer’s Disease Development Unit, Eli Lilly and Company, USA)
S1-4 樋口 真人(量子科学技術研究開発機構)
▼ 概要
近年、変性性認知症の脳病態を生体内で可視化する神経病理イメージング技術の発展は目覚ましく、認知症病態研究や創薬過程を力強く牽引する基盤的技術となりつつある。さらに米国においては、すでにアミロイドPET に引き続いてタウPET も臨床使用が認可されている。また、アミロイド、タウに続く重要な標的分子である、シヌクレインを生体内で可視化する新規PET リガンド開発も報告されており、今後も神経病理イメージング研究の動向は注視に値すると思われる。本シンポジウムでは、神経病理イメージング技術開発と研究の最新動向を学び、今後の展望についても総合的な討論を行いたい。

シンポジウム2現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 10:00~12:00
多因子生活習慣介入による認知症予防

座長:
荒井 秀典(国立長寿医療研究センター)
古和 久朋(神戸大学大学院保健学研究科)
演者:
S2-1 二宮 利治(九州大学医学研究院衛生・公衆衛生学分野)
S2-2 櫻井  孝(国立長寿医療研究センター)
S2-3 古和 久朋(神戸大学大学院保健学研究科)
S2-4 小田原俊成(横浜市立大学保健管理センター)
▼ 概要
認知症者数の増加を受け、その予防や発症を先送りすることに注目が集まっている。FINGER研究の結果を受けて、多因子介入による認知機能低下抑制を目指した試みが世界各国で始まっている(WW-FINGERS)。我が国においても国立長寿医療研究センターを中心にJ-MINT研究が開始となり、ハイリスク高齢者を対象とした多因子介入研究が始まっている。J-MINTとともに始まったJ-MINT primeも含めた介入研究を中心に、日本人の認知症発症に関わる疫学研究の成果とともに議論を深めたい。

シンポジウム3現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 10:00~12:00
オートファジー・リソソームと神経変性疾患

座長:
桑原 知樹(東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野)
株田 智弘(国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第四部)
演者:
S3-1 株田 智弘(国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第四部)
S3-2 清水 重臣(東京医科歯科大学難治疾患研究所病態細胞生物)
S3-3 桑原 知樹(東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野)
S3-4 伊藤 弦太(東京大学大学院薬学系研究科脳神経疾患治療学社会連携講座)
S3-5 片山 博幸(理化学研究所CBS細胞機能探索技術研究チーム)
▼ 概要
オートファジー・リソソームシステムは細胞内タンパク質や小器官の主要な分解機構である。神経変性疾患においてはニューロンに蓄積するタンパク質のクリアランス経路として注目されてきた。近年、オートファジーにも様々な機構や形態が存在し、特定の機構の破綻が神経変性疾患発症に深く関わる可能性が指摘されている。また、パーキンソン病病因タンパク質が関わるリソソーム/ミトコンドリア品質管理機構の詳細な解析から、発症メカニズムの新たな側面が見出されつつある。本セッションでは神経変性につながるオートファジー・リソソームシステムの新規機構に焦点を当て、基礎研究の立場から疾患修飾・治療への展望を議論する。

シンポジウム4現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 14:10~16:10
体液バイオマーカーの進歩、臨床への実用化に向けて

座長:
春日 健作(新潟大学脳研究所遺伝子機能解析学)
徳田 隆彦(量子科学技術研究開発機構)
演者:
S4-1 春日 健作(新潟大学脳研究所遺伝子機能解析学)
S4-2 中村 昭範(国立長寿医療研究センターバイオマーカー開発研究部)
S4-3 佐藤 千尋(米国ワシントン大学医学校)
S4-4 徳田 隆彦(量子科学技術研究開発機構)
S4-5 Tobias Bittner(F.Hoffmann-LaRoche/Genentech, Basel, Switzerland)
▼ 概要
脳脊髄液バイオマーカーは画像バイオマーカーとならび、アルツハイマー病理を生前にとられえることができるが、腰椎穿刺を必要とする点、施設間での測定値がばらつく点など、臨床での実用化には超えるべき壁が存在する。今回、血液バイオマーカーの開発状況ならびに、全自動測定システムによる施設間での測定値の統一など、実用化に向けた体液バイオマーカーの進歩をお伝えしたい。

シンポジウム5現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 14:10~16:10
東日本大震災、COVID-19感染症と認知症医療

座長:
森   啓(長岡崇徳大学、大阪市立大学医学部)
荒井 啓行(東北大学加齢医学研究所)
演者:
S5-1 古川 勝敏(東北医科薬科大学医学部地域医療学)
S5-2 武地  一(藤田医科大学医学部認知症・高齢診療科)
S5-3 中西 亜紀(大阪市福祉局)
S5-4 新美 芳樹(東京大学医学部附属病院早期・探索開発推進室)
▼ 概要
災害やパンデミック感染症など想定外の大きな変化が我々の社会を襲っている。認知症を含めた疾病医療への影響も長短期に大きな問題となりつつある。本シンポジウムではCOVID-19や東日本大震災を経験している日本がこれらの社会問題をどのように理解し、どのように取り組むべきかの指針を模索する現状を整理し、効果的な対策を構築していく上での手掛かりとなる事を祈念して企画した。この目的のために、本シンポジウムでは、認知症医療を中心に、正確な現状把握、課題の精査、対策さらに次なるステップに我々が取り組むべき医療の方向性を探る議論を深める場としたい。

シンポジウム6現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 14:10~16:10
神経変性・精神疾患克服を目指すアカデミア・バイオベンチャー

座長:
富山 貴美(大阪市立大学大学院医学研究科認知症病態学)
演者:
斉藤 貴志(名古屋市立大学大学院医学研究科)
S6-1 川田 治良(株式会社Jiksak Bioengineering)
S6-2 城戸 常雄(株式会社オリゴジェン)
S6-3 大西  新(株式会社RESVO)
S6-4 井上  浄(株式会社リバネス)
▼ 概要
医学研究は、研究成果を人々の健康増進、患者のQOL向上に役立ててこそ意味がある。研究から見出された新技術や高度な知識をベースに、既存の大企業では実施が難しい創造的・革新的な経営を展開し、長期成長を目指すための一つの方法として、医療ベンチャーの起業が挙げられる。しかし、多くのアカデミア研究者にとって起業は未知の領域であり、躊躇されるのも事実である。本シンポジウムでは、脳神経分野で起業し、成功に導いている先達の方々にその経験を語っていただくことで、研究者による起業のケーススタディとしたい。本シンポジウムが将来的な「起業」をより身近に感じられるような情報交換の場になることを期待する。

シンポジウム7現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日) 14:10~16:10
認知症CPC(日本神経病理学会連携シンポジウム)

座長:
齊藤 祐子(東京都健康長寿医療センター研究所神経病理(高齢者ブレインバンク))
髙尾 昌樹(国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院臨床検査部・総合内科)
演者:
S7-1 村山 繁雄(東京都健康長寿医療センター高齢者ブレインバンク)
S7-2 石井 賢二(東京都健康長寿医療センター研究所神経画像研究チーム)
S7-3 齊藤 祐子(東京都健康長寿医療センター研究所神経病理(高齢者ブレインバンク))
S7-4 中里 祐毅(宮崎大学医学部脳神経内科)
S7-5 佐野 輝典(国立精神・神経医療研究センター病院臨床検査部)
▼ 概要
症例1:我々は高齢者認知症の神経病理は様々であることをこれまで発信してきた。介入方法や予後、ひいては治療法を考えた上で背景病理を常に念頭に置くことは重要である。一例目はその点や、アルツハイマー病発症のメカニズムを考える上で重要な例と考えたので提示する。
症例2:認知症を来す疾患は多岐にわたることから、様々な疾患を念頭におきながら、診療にあたることが重要である。症例1、2を通じて、病理診断の重要性をあらためて認識していただくと同時に、楽しんで参加していただければさいわいです。

シンポジウム8現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 10:00~12:00
新規MRI計測・解析技術の認知症への応用

座長:
岡村 信行(東北医科薬科大学医学部薬理学)
富田 泰輔(東京大学大学院薬学系研究科機能病態学教室)
演者:
S8-1 工藤 與亮(北海道大学大学院医学研究院画像診断学教室)
S8-2 松田 博史(福島県立医科大学生体機能イメージング講座)
S8-3 瀧  靖之(東北大学加齢医学研究所臨床加齢医学研究分野)
S8-4 渡辺 宏久(藤田医科大学医学部脳神経内科)
S8-5 柳沢大治郎(滋賀医科大学神経難病研究センター)
▼ 概要
アルツハイマー病の診断プロセスにおいて、MRI検査が果たす役割は大きい。早期診断においては、初期の脳萎縮を感度良く検出し、客観的かつ簡便に評価する画像解析法が重要な意味をもつ。近年、脳萎縮が顕在化する以前の段階から、脳組織内へのアミロイドや鉄の沈着、神経突起の変化、神経回路の連絡性などの早期変化を検出しようとする新たな試みがある。そこで本シンポジウムでは、近年進歩の著しいMRIの新規計測・解析技術のアルツハイマー病診断や病態解析への応用の可能性について議論したい。

シンポジウム9現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 10:00~12:00
認知機能評価の問題点と将来

座長:
池田  学(大阪大学大学院医学系研究科精神医学教室)
井原 涼子(東京都健康長寿医療センター脳神経内科)
演者:
S9-1 池田  学(大阪大学大学院医学系研究科精神医学教室)
S9-2 井原 涼子(東京都健康長寿医療センター脳神経内科)
S9-3 森  悦朗(大阪大学大学院連合小児発達学研究科行動神経学・神経精神医学寄附講座)
S9-4 岩田  淳(地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター)
▼ 概要
日常診療や臨床研究において認知機能検査は頻用され、患者や被験者の評価に欠かせないツールとなっている。昨今臨床研究では軽症者あるいは無症候者を対象にした研究が増え、高い精度での認知機能検査の実施が必要となってきた。また、COVID-19流行下では、感染対策を講じながらの認知機能検査の実施が求められ、従来の対面で実施する検査の課題点が浮き彫りとなった。コンピューターを用いた検査など、より実施しやすい形の認知機能評価の必要性が生じており、そのような将来像についても論じたい。

シンポジウム10現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 10:00~12:00
液-液相分離(LLPS)が関わるTDP-43, FUSの凝集と神経変性

座長:
永井 義隆(近畿大学医学部脳神経内科)
橋本 唯史(東京大学大学院医学系研究科認知症先進予防治療学講座)
演者:
S10-1 永井 義隆(近畿大学医学部脳神経内科)
S10-2 野中  隆(東京都医学総合研究所認知症プロジェクト)
S10-3 加藤 昌人(テキサス大学生化学)
S10-4 橋本 唯史(東京大学大学院医学系研究科認知症先進予防治療学講座)
▼ 概要
液-液相分離(liquid-liquid phase separation; LLPS)は細胞内のmembrane-lessなコンパートメント形成機序として、また、タンパク質の濃縮過程としても注目を集めている。本シンポジウムでは、前頭側頭葉変性症及び筋萎縮側索硬化症に共通の病因タンパク質TDP-43・FUSに焦点をあて、病因タンパク質が凝集体を形成する過程を通覧すると共に、LLPSが凝集体形成にどのように寄与するか最新の知見を紹介し、その病理学的意義について討議する。

シンポジウム11現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 13:20~15:20
食と認知症予防

座長:
鈴木 利治(北海道大学大学院薬学研究院認知症先進予防・解析学)
若林 朋子(東京大学大学院医学系研究科認知症先進予防治療学)
演者:
S11-1 鈴木 利治(北海道大学大学院薬学研究院認知症先進予防・解析学)
S11-2 大隅 典子(東北大学大学院医学系研究科)
S11-3 池内  健(新潟大学脳研究所生命科学リソース研究センター)
S11-4 若林 朋子(東京大学大学院医学系研究科認知症先進予防治療学)
▼ 概要
認知症の克服には、発症機序に即した治療法の開発に加えて、早期診断法の開発や、危険因子・防御因子の理解と科学的エビデンスに基づく予防法の確立が重要である。その中で近年、食品由来成分や末梢の代謝の変化が、脳機能や認知症の病態形成に深く関わることが明らかになってきた。本シンポジウムでは「食と認知症予防」を主要なテーマに、脂質がアルツハイマー病の病態や神経新生におよぼす影響、アミノ酸に着目したアルツハイマー病バイオマーカー確立の取り組み、生活習慣病とアルツハイマー病理形成との関連など、最新の知見を紹介する。

シンポジウム12現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 13:20~15:20
プロドローマルDLB/synucleinopathy

座長:
勝野 雅央(名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学)
高橋 良輔(京都大学医学研究科臨床神経学)
演者:
S12-1 髙橋 祐二(国立精神・神経医療研究センター病院脳神経内科)
S12-2 勝野 雅央(名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学)
S12-3 飯嶋  睦(東京女子医科大学脳神経内科)
S12-4 山門 穂高(京都大学医学部附属病院脳神経内科)
▼ 概要
レビー小体型認知症やパーキンソン病では、神経症状出現に先行してレム期睡眠行動異常症状(RBD)や嗅覚低下などがみられ、α-シヌクレインの蓄積を反映するprodromeとして注目されている。こうしたprodromeを手掛かりに、運動・認知障害の発症前に疾患を診断する試みが進んでおり、RBDの病態を反映するマウスモデルの開発によりα-シヌクレイノパチーの早期病態の理解も進んでいる。本シンポジウムでは、基礎・臨床の両面からα-シヌクレイノパチーの早期病態に挑む研究の最前線を取り上げる。

シンポジウム13現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 13:20~15:20
拡大するNon-codingリピート病の疾患概念

座長:
長谷川隆文(東北大学大学院医学系研究科神経内科学分野)
木下 彩栄(京都大学医学研究科)
演者:
S13-1 中森 雅之(大阪大学医学系研究科神経内科学)
S13-2 石浦 浩之(東京大学神経内科学)
S13-3 上山 盛夫(近畿大学医学部脳神経内科)
S13-4 中谷 和彦(大阪大学産業科学研究所)
▼ 概要
リピート病とは、遺伝子内のリピート配列の異常伸長変異を原因とする遺伝性の疾患軍の総称であり、その多くが神経・筋疾患の範疇に入る。リピート配列が遺伝子非翻訳領域内にあるものをnon-codingリピート病と呼ぶが、その病態メカニズムの理解は翻訳領域内にあるポリグルタミン病などに比べて遅れている。しかしその中には、筋強直性ジストロフィー、ミオクローヌスてんかん、ALS/FTDなどの疾患群が含まれ、認知症を専門に研究する者にとっても、その理解は重要になってきている。本シンポジウムでは、non-codingリピート病に関して、新たな技術の進化により拡大しつつある疾患概念や病態メカニズム、さらには治療法の開発の現状まで幅広く網羅したい。

シンポジウム14現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 13:20~15:20
認知症医療・介護におけるキャリア形成・ダイバーシティ推進

座長:
中西 亜紀(大阪市福祉局)
松村 美由起(東京女子医科大学附属成人医学センター)
演者:
S14-1 肥塚 直美(東京女子医科大学女性医療人キャリア形成センター)
S14-2 宇和 典子(兵庫医科大学精神科神経科学講座)
S14-3 渡部 文子(東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター臨床医学研究所)
S14-4 繁田 雅弘(東京慈恵会医科大学)
▼ 概要
本シンポジウムでは、認知症領域の専門職のキャリア形成と育児・介護について、当事者の立場から、管理者の立場からご発表をお願いした。また、近年男性介護者が増えてきてはいるものの、女性が認知症の家族介護者の主役であることが多くみられることから、一般社会における認知症介護の問題についても話題を広げたい。さらに、認知症の人自身を含めた本邦におけるダイバーシティー推進を目指すことについても議論を深められればと考えている。

シンポジウム15現地LIVEオンデマンド

11月28日(日曜日) 10:00~12:00
疾患修飾薬のグローバル開発状況

座長:
岩田  淳(東京都健康長寿医療センター脳神経内科)
山田 正仁(九段坂病院)
演者:
S15-1 Luka Kulic(Roche Innovation Center Basel, Pharmaceutical Sciences - Clinical Pharmacology)
S15-2 Michael C. Irizarry(Clinical Research, Neurology Business Group, Eisai, Inc., USA)
S15-3 Samantha Budd Haeberlein(Biogen, Cambridge, MA, USA)
S15-4 Mark A. Mintun(Eli Lilly and Company, Indianapolis, USA/Avid Radiopharmaceuticals, Philadelphia, USA)
▼ 概要
米国FDAでaducanumabが条件付きではあるが承認を取得したことで疾患修飾薬の開発が加速されることが期待される。現在も複数の抗Aβ薬の開発が前臨床期および軽度認知障害期のアルツハイマー病を主体として続けられているし、タウの細胞間伝播を抑制する事での効果が期待される抗タウ抗体の開発も第2相のプログラムが複数進行している。本セッションでは各製薬開発の第一線の研究者に登壇頂き、それぞれの中心的な開発項目の現状について報告頂く。

シンポジウム16現地LIVEオンデマンド

11月28日(日曜日) 10:00~12:00
認知症のゲノム医療

座長:
池内  健(新潟大学脳研究所生命科学リソース研究センター)
井原 涼子(東京都健康長寿医療センター脳神経内科)
演者:
S16-1 宮下 哲典(新潟大学脳研究所)
S16-2 Kouichi Ozaki(Medical Genome Center, Research Institute, National Center for Geriatrics and Gerontology, Obu, Japan)
S16-3 菊地 正隆(大阪大学大学院医学系研究科ゲノム情報学共同研究講座)
S16-4 井原 涼子(東京都健康長寿医療センター脳神経内科)
S16-5 井上 治久(京都大学iPS細胞研究所増殖分化機構研究部門)
▼ 概要
アルツハイマー病を多遺伝子疾患と捉えたGWAS研究により、様々なリスク遺伝子が明らかになってきた。今後疾患修飾薬の登場が見込まれる中で、代表的なリスク遺伝子APOEやその他の遺伝的リスクによる患者の層別化によって、治療の最適化につなげようという動きを紹介する。また、“純粋な”アルツハイマー病である家族性アルツハイマー病を対象にした治療薬開発の試みの最新動向について議論する。

シンポジウム17現地LIVEオンデマンド

11月28日(日曜日) 10:00~12:00
炎症・ミクログリアと認知症

座長:
山中 宏二(名古屋大学環境医学研究所)
佐原 成彦(量子科学技術研究開発機構量子医科学研究所)
演者:
S17-1 山中 宏二(名古屋大学環境医学研究所)
S17-2 木山 博資(名古屋大学医学系研究科機能組織学)
S17-3 佐原 成彦(量子科学技術研究開発機構量子医科学研究所脳機能イメージング研究部)
S17-4 斉藤 貴志(名古屋市立大学医学部脳神経科学研究所)
S17-5 堀 由起子(東京大学大学院薬学系研究科機能病態学)
▼ 概要
アルツハイマー病のリスク因子としてTREM2の発見を機に、認知症研究の世界的な潮流として神経炎症に着眼した研究が急増している。神経炎症の担当細胞としてのミクログリアの活性化は、従来のM1/M2仮説から恒常性ミクログリアやDAMという新概念によって病態の理解が進み、全身と神経炎症との連関も注目されている。また、病原タンパク質の除去においてもグリア細胞の役割が重視されている。本シンポジウムでは、認知症の病態、治療における炎症、ミクログリアの役割について最新の研究成果からその理解を深め、新たな視点から認知症診断・治療開発に向けた戦略を議論する。

シンポジウム18現地LIVEオンデマンド

11月28日(日曜日) 13:20~15:20
Propagation 2021

座長:
長谷川成人((公財)東京都医学総合研究所)
山田  薫(東京大学大学院医学系研究科 神経病理学分野)
演者:
S18-1 長谷川成人((公財)東京都医学総合研究所)
S18-2 貫名 信行(同志社大学大学院脳科学研究科)
S18-3 田桑 弘之(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構量子生命・医学部門量子生命
科学研究所量子神経マッピング制御グループ)
S18-4 山田  薫(東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野)
▼ 概要
近年様々な動物モデル及び細胞モデルを用いた実験により、神経変性疾患において、従来細胞内でcell-autonomousに凝集、蓄積すると考えられてきた病因タンパク質が、細胞から細胞へ移行し、病理像を進展させることが明らかになってきた。「細胞間伝播」と呼称される本現象は、国際的にも大変な注目を集めており、有力な創薬標的となる可能性が期待されている。Propagation 2021と題した本セッションではtau、α-synucleinが細胞間伝播を生じる現象とその背景に存在するメカニズムや修飾因子について、最新の知見を紹介しながら議論する。

シンポジウム19現地LIVEオンデマンド

11月28日(日曜日) 13:20~15:00
治験即応コホート

座長:
新美 芳樹(東京大学医学部附属病院早期・探索開発推進室)
加藤 隆司(国立長寿医療研究センター放射線診療部)
演者:
S19-1 岩坪  威(東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野)
S19-2 佐藤謙一郎(東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻基礎神経医学講座)
S19-3 加藤 隆司(国立長寿医療研究センター放射線診療部/脳機能画像診断開発部)
▼ 概要
ADを含む認知症の治療薬開発において、治験実施における、速度、費用、国際連携、といったことが課題としてあげられる。特にADにおけるDMDのターゲットとして、より病早期に焦点があてられるようになり、これらの課題に対応できる治験・臨床研究の推進が必要とされるようになってきた。本セッションでは現在推進中の治験即応コホートにおける、各演者それぞれの分野における取り組の講演をふまえ、総合討論により現況や今後について考える。

シンポジウム20現地LIVEオンデマンド

11月28日(日曜日) 13:20~15:20
認知機能低下に対する脳神経外科的治療

座長:
欅   篤(高槻病院リハビリテーションセンター)
中根  一(帝京大学医学部附属溝口病院脳神経外科)
演者:
S20-1 山田 茂樹(滋賀医科大学脳神経外科学講座)
S20-2 秋岡 直樹(富山大学脳神経外科)
S20-3 三國 信啓(札幌医科大学医学部脳神経外科)
S20-4 鈴木 倫保(山口大学医学部先進温度神経生物学講座)
▼ 概要
慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、良性脳腫瘍などの疾患を対象にsurgically treatable dementiaとして脳神経外科医が認知症医療に関与してきた。しかし、慢性硬膜下血腫症例も高齢化とADなど変性疾患の併存例が増えtreatableではあっても再発を繰り返し完全治癒の得難い症例もみられる。Glymphatic pathwayの髄液循環や老廃物廃棄の概念はiNPHとADとの距離を縮め、また頭頸部血管狭窄(閉塞)症よる認知機能低下に対する治療も血管内治療が広く行われるようになってきた。近年の脳神経外科の進歩と相まった認知症、認知機能低下に対する治療を紹介する。

シンポジウム21現地LIVEオンデマンド

11月28日(日曜日) 13:20~15:20
バイオマーカー結果開示をめぐる諸問題

座長:
石井 賢二(東京都健康長寿医療センター研究所)
池内  健(新潟大学脳研究所生命科学リソース研究センター)
演者:
S21-1 池内  健(新潟大学脳研究所生命科学リソース研究センター)
S21-2 井原 涼子(東京都健康長寿医療センター脳神経内科)
S21-3 中澤 栄輔(東京大学医学部医療倫理学分野)
S21-4 堀部賢太郎(国立長寿医療研究センターもの忘れセンター連携システム室)
S21-5 本田麻由美(読売新聞東京本社編集局医療部)
▼ 概要
アルツハイマー病(AD)をはじめとする認知症性疾患の研究の発展とともに、脳脊髄液、PETスキャンに加え、血液バイオマーカー等を用いて、発症早期や発症前から脳アミロイドなどの背景病理の予測が可能となりつつある。並行して、AD等認知症性疾患の治療・予防薬開発の進歩により、バイオマーカー結果の開示を前提とする治験や臨床研究が実施されはじめている。このシンポジウムではバイオマーカーの診断的意義を踏まえ、結果開示にかかる諸問題について、医師・研究者と当事者である患者・家族の視点に加え、倫理学や市民の視点からも広く議論し、適切な開示方法や配慮すべき事項について考察したい。

学会賞受賞講演

11月28日(日曜日) 9:00~10:00現地LIVEオンデマンド

座長:
遠山 育夫(滋賀医科大学)
和田 健二(川崎医科大学認知症学)
演者:
【基礎】「脳血管を標的とした認知症治療法開発戦略」
服部 頼都(国立循環器病研究センター脳神経内科)
【臨床】「神経核内封入体病(NIID)の臨床病理像の解析および原因遺伝子同定」
曽根  淳(愛知医科大学加齢医科学研究所)

ディベート・セッション

ディベート・セッション1現地LIVEオンデマンド

11月27日(土曜日) 13:20~15:20
徹底討論セッション(臨床)

モデレーター:
岩田  淳(東京都健康長寿医療センター脳神経内科)
秋山 治彦(横浜市立脳卒中・神経脊椎センター)
演者:
DS1-1 岩田  淳(東京都健康長寿医療センター脳神経内科)
DS1-2 花俣ふみ代((公社)認知症の人と家族の会)
DS1-3 吉山 容正(稲毛神経内科・メモリークリニック)
DS1-4 石井 賢二(東京都健康長寿医療センター研究所神経画像研究チーム)
DS1-5 冨本 秀和(三重大学大学院医学系研究科神経病態内科学)
DS1-6 粟田 主一(東京都健康長寿医療センター研究所)
DS1-7 五十嵐 中(横浜市立大学医学群健康社会医学ユニット、東京大学大学院薬学系研究科医薬政策学)
指定発言1 本田麻由美(読売新聞東京本社編集局医療部)
指定発言2 石井 伸弥(広島大学大学院医系科学研究科共生社会医学講座)
指定発言3 藤本 直規(医療法人藤本クリニック)
指定発言4 松本 一生(松本診療所(ものわすれクリニック))
指定発言5 羽生 春夫(総合東京病院認知症疾患研究センター)
指定発言6 新井 哲明(筑波大学)
指定発言7 中西 亜紀(大阪市福祉局)
指定発言8 新美 芳樹(東京大学医学部附属病院早期・探索開発推進室)
指定発言9 岩坪  威(東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野)
Closing   秋山 治彦(横浜市立脳卒中・神経脊椎センター)

ディベート・セッション2現地LIVEオンデマンド

11月28日(日曜日) 10:00~12:00
Hot topic徹底討論
タンパク質蓄積病態に影響するファクターとは

座長:
里  直行(国立長寿医療研究センター)
野中  隆(東京都医学総合研究所)
演者:
DS2-1 初田 裕幸(脳神経内科はつた)
DS2-2 新堂 晃大(三重大学医学部附属病院認知症センター)
DS2-3 長野 清一(大阪大学大学院医学系研究科神経難病認知症探索治療学)
DS2-4 高鳥  翔(東京大学大学院薬学系研究科機能病態学)
DS2-5 里  直行(国立長寿医療研究センター認知症先進医療開発センター分子基盤研究部、
大阪大学連携大学院加齢神経医学)

学会奨励賞候補演題

学会奨励賞候補演題(基礎)現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日)17:30~19:14

座長:
遠山 育夫(滋賀医科大学)
岡澤  均(東京医科歯科大学神経病理学分野)

学会奨励賞候補演題(臨床)現地LIVEオンデマンド

11月26日(金曜日)17:30~19:14

座長:
和田 健二(川崎医科大学認知症学)
小田原俊成(公立大学法人横浜市立大学保健管理センター)

オンラインシンポジウム

オンラインシンポジウム1オンデマンド

新しいケミカルバイオロジー手法の開発と神経変性疾患への展開

座長:
内藤 幹彦(東京大学大学院薬学系研究科タンパク質分解創薬)
石川  稔(東北大学大学院生命科学研究科)
演者:
OS1-1 内藤 幹彦(東京大学薬学部タンパク質分解創薬)
OS1-2 大竹 史明(星薬科大学先端生命科学研究所)
OS1-3 有本 博一(東北大学大学院生命科学研究科)
OS1-4 石川  稔(東北大学大学院生命科学研究科)
OS1-5 相馬 洋平(和歌山県立医科大学薬学部)
OS1-6 小野 正博(京都大学大学院薬学研究科病態機能分析学分野)
▼ 概要
タンパク質の異常凝集により発症する神経変性疾患は、疾患関連タンパク質の機能を制御するこれまでの低分子創薬では対応できず、undruggableと捉えられていた。しかし近年、標的タンパク質分解薬やタンパク質の酸化反応、イメージングなど、新しい創薬・ケミカルバイオロジー技術が開発され、またこれらを神経変性疾患の理解・治療に応用する試みも行われている。そこで本シンポジウムでは、新しい創薬・ケミカルバイオロジー技術を開発している研究者に、最先端研究を紹介してもらう。

オンラインシンポジウム2オンデマンド

幹細胞・オルガノイドに関連した内容

座長:
六車 恵子(関西医科大学iPS・幹細胞応用医学講座)
坂口 秀哉(理化学研究所生命機能科学研究センター、理研BDR-大塚製薬連携センター神経
器官創出研究)
演者:
OS2-1 坂口 秀哉(理化学研究所生命機能科学研究センター、理研BDR-大塚製薬連携センター
神経器官創出研究)
OS2-2 高田 和幸(京都薬科大学統合薬科学系)
OS2-3 井上 治久(京都大学iPS細胞研究所増殖分化機構研究部門)
OS2-4 岡野 栄之(慶應義塾大学医学部生理学教室)
▼ 概要
近年、ES/iPS細胞を用いた幹細胞技術の著しい進展によって、生体の構造や機能を模倣した3次元組織を培養皿上で分化誘導することが可能となってきており、このような組織はオルガノイドと呼ばれる。世界中で様々な組織のオルガノイド研究が活発に行われており、神経領域では特に大脳オルガノイドが注目を集めている。大脳オルガノイド技術によって3次元構造を有した疾患モデルの構築が理論上可能となるため、認知症を含む神経疾患研究が大きく進展すると期待されている。
本シンポジウムでは、大脳を主体とした神経オルガノイドの学術・技術的背景の紹介に加え、オルガノイド技術による最先端の疾患研究を紹介する。

オンラインシンポジウム3オンデマンド

脳-末梢連関から探る生理と病態

座長:
鈴木 一博(大阪大学免疫学フロンティア研究センター)
上野 将紀(新潟大学脳研究所システム脳病態学)
演者:
OS3-1 安部  力(岐阜大学医学部生理学)
OS3-2 上野 将紀(新潟大学脳研究所システム脳病態学)
OS3-3 寺谷 俊昭(慶應義塾大学医学部消化器内科)
OS3-4 今井 淳太(東北大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科学分野)
OS3-5 鈴木 一博(大阪大学免疫学フロンティア研究センター)
▼ 概要
免疫や循環、代謝等の生体システムは、脳-末梢神経の制御により支えられており、その破綻は、病態の発症や進行に関わることが見出されつつある。しかし、その膨大なネットワークや細胞間相互作用を解析するには未だ困難を伴い、脳-末梢の連関により起こる生理機能や病態の理解はまだ緒についたばかりといえる。本シンポジウムでは、中枢-末梢をつなぐネットワークがどのように生体の臓器・器官の機能を制御し、また病態の形成へ影響を与えるのか、最新の基礎医学実験をもとに明らかになってきた知見をもとに紐解いていく。脳と生体システムを俯瞰することで、認知症の病態や治療戦略に新たな視点を与えることが期待される。

オンラインシンポジウム4オンデマンド

non-AD tauopathy:嗜銀顆粒性認知症と鑑別すべき疾患

座長:
川勝  忍(福島県立医科大学会津医療センター精神医学講座)
横田  修(きのこエスポアール病院)
演者:
OS4-1 齊藤 祐子(東京都健康長寿医療センター)
OS4-2 横田  修(きのこエスポアール病院精神科)
OS4-3 河上  緒(東京都医学総合研究所 脳・神経科学分野 認知症プロジェクト)
OS4-4 櫻井 圭太(国立長寿医療研究センター)
OS4-5 川勝  忍(福島県立医科大学会津医療センター精神医学講座)
▼ 概要
嗜銀顆粒性認知症や神経原線維変化型老年期認知症はnon-AD tauopathyの代表的な認知症性疾患とされ、認知症疾患診療ガイドライン2017にも記載されている。その臨床診断は実際にはかなり困難であるものの、いくつかの特徴的な臨床症状や画像所見が知られている。これらの疾患は、近い将来アミロイドに対する治療が始まったときには、鑑別すべき疾患としてより重要性を増してくる。ここでは、現時点における嗜銀顆粒性認知症の臨床に役立つ知識を整理したい。また、進行性核上性麻痺や大脳皮質基底核変性症との関連性、アルツハイマー病や前頭側頭葉変性症との鑑別、アルツハイマー病理やTDP-43との複合病理などの問題を含めて議論したい。

オンラインシンポジウム5オンデマンド

てんかんと認知症の連関:超高齢社会のcommon diseasesの邂逅
Dementia and Epilepsy: their interactions in super-aging society

座長:
松本 理器(神戸大学大学院医学研究科脳神経内科学)
葛谷  聡(京都大学大学院医学研究科臨床神経学(脳神経内科))
演者:
OS5-1 山田  薫(東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野)
OS5-2 Sakiho Ueda(Department of Neurology, Kyoto University Graduate School of Medicine, Japan)
OS5-3 Alice D.Lam(Assistant Professor of Neurology, Massachusetts General Hospital and Harvard Medical School, USA)
OS5-4 Tomotaka Tanaka(Department of neurology, National Cerebral and Cardiovascular Center, Japan)
▼ 概要
超高齢社会で急増する認知症とてんかん、2つのcommon diseaseは最新の大規模疫学研究から双方向性の危険因子であることが明らかとなった。認知症やてんかんと独立して、高血圧、糖尿病などの血管リスクやApoE4多型もてんかん発症のリスク因子と報告される。本シンポジウムでは、アルツハイマー病・小血管病変など認知症病態と神経過興奮を来すてんかんの連関について、基礎から臨床にわたり新進気鋭の研究者から最新の知見を報告いただく。

オンラインシンポジウム6オンデマンド

認知症とデジタルヘルス

座長:
岩田  淳(東京都健康長寿医療センター脳神経内科)
新美 芳樹(東京大学医学部附属病院早期・探索開発推進室)
演者:
OS6-1 Simon L. Collinson(Savonix, Inc., Singapore / National University of Singapore)
OS6-2 木村 成志(大分大学医学部脳神経内科)
OS6-3 玉井 秀直(認知症フレンドリーよこすか)
OS6-4 新田 惇一(厚生労働省老健局老人保健課介護保険データ分析室)
▼ 概要
ヘルスケア領域におけるデジタルの活用が進んでいる。急速に普及のすすむIoT機器の利用による、早期発見や早期対応における活用、COVID-19感染でも注目されるようになった、遠隔モニタリングなどの定期的なヘルスケアにおける使用、厚生労働省が推進するLIFEなど、デジタルデータの利用によるサービスの向上、など、認知症領域における現状を各演者の発表を通して共有し、総合討論を通じて将来への展望・課題を明らかにする。

オンラインシンポジウム7オンデマンド

認知症フレンドリー社会に向けた潮流:マルチステークホルダーによるチャレンジ

座長:
粟田 主一(東京都健康長寿医療センター研究所)
堀田 聰子(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科)
演者:
OS7-1 菱谷 文彦(厚生労働省老健局認知症施策・地域介護推進課認知症総合戦略企画官)
OS7-2 駒村 康平(慶應義塾大学経済学部)
OS7-3 中村 早苗(京都府健康福祉部高齢者支援課)
OS7-4 鬼頭 史樹(名古屋市北区西部いきいき支援センター)
OS7-5 堀田 聰子(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科)
特別発言:
藤田 和子(一般社団法人日本認知症本人ワーキンググループ)
▼ 概要
認知症フレンドリー社会(DFCs)とは、認知症である本人の経験を起点にして、誰もがあたりまえに暮らせる社会の実現をめざすグローバルなビジョンである。認知症施策推進大綱においても、「認知症の発症を遅らせ、認知症とともに尊厳と希望をもって暮らせる社会」というビジョンを掲げ、「認知症の本人の視点に立って、本人・家族の意見を踏まえる」という基本原則を示している。本シンポジウムでは、認知症バリアフリーの推進、認知症イノベーションアライアンス、官民協議会などの国レベルの動き、それに連動する都道府県や市区町村の動き、金融ジェロントロジーとの関係、認知症未来共創ハブの活動に焦点をあて、DFCsの未来について討議したい。

オンラインシンポジウム8オンデマンド

認知症初期集中支援チームの課題と将来

座長:
鷲見 幸彦(国立長寿医療研究センター)
笠貫 浩史(聖マリアンナ医科大学神経精神科学教室)
演者:
OS8-1 菱谷 文彦(厚生労働省老健局認知症施策・地域介護推進課認知症総合戦略企画官)
OS8-2 古和 久朋(神戸大学大学院保健学研究科)
OS8-3 筒井 孝子(兵庫県立大学大学院社会科学研究科)
OS8-4 福井 俊哉(かわさき記念病院)
OS8-5 内門 大丈(湘南いなほクリニック)
▼ 概要
2018年度迄に認知症初期集中支援チーム設置がほぼすべての全国市町村で達成されたことを受け、2019年6月の認知症施策推進大綱においては、次なる具体的目標(key performance indicator)として、①チームの先進的活動事例の作成②チームにおける訪問実数(全国)年間40,000件、医療・介護サービスへの連携事例率65%が掲げられた。現場で真に求められるものは、数値目標に加え、各事例の固有性を鑑みた質的吟味・工夫であろう。本シンポジウムでは各現場の第一線で実践を継続されている登壇者陣に先進的活動の一端をご紹介頂き、今後の方向性について再考したい。

オンラインシンポジウム9オンデマンド

共生の時代における認知症ケア~自立・自律の理念と実践

座長:
山口 晴保(社会福祉法人浴風会認知症介護研究・研修東京センター)
宮本 礼子(江別すずらん病院認知症疾患医療センター)
演者:
OS9-1 田中 志子(医療法人大誠会内田病院)
OS9-2 本田美和子(国立病院機構東京医療センター)
OS9-3 加藤 忠相(株式会社あおいけあ)
OS9-4 宮崎 直人(有限会社グッドライフグループホームアウル)
OS9-5 牧  陽子(社会福祉法人浴風会認知症介護研究・研修東京センター)
▼ 概要
認知症施策推進大綱では、「共生」とは「認知症の人が尊厳と希望を持って認知症とともに生きる、また、認知症があってもなくても同じ社会でともに生きる」とされている。認知症の人が一人の人間として尊厳と希望を持って生きることを支援するケアを実践している演者から、認知症の人のための「自立・自律ケア」(生活能力を奪うケア→生活能力を維持/向上するケア・介護者の意図でしてあげるケア→本人の自己決定を待つケア)の理念と実践を示してもらう。成功例だけではなく、その困難さや失敗例、失敗例から学んだことも示してもらう。これを元に有意義な議論ができることを期待している。

専門医試験対策講座

専門医試験対策講座1オンデマンド

認知症の基礎と病理

演者:
髙尾 昌樹(国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院臨床検査部・総合内科)

専門医試験対策講座2オンデマンド

アルツハイマー病と症候学

演者:
原  英夫(佐賀大学医学部内科学講座神経内科)

専門医試験対策講座3オンデマンド

血管性認知症

演者:
山崎 貴史(横浜総合病院神経内科)

専門医試験対策講座4オンデマンド

レビー小体型認知症

演者:
髙橋 牧郎(公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院神経センター脳神経内科)

専門医試験対策講座5オンデマンド

前頭側頭葉変性症

演者:
品川俊一郎(東京慈恵会医科大学精神医学講座)

専門医試験対策講座6オンデマンド

画像診断

演者:
清水聰一郎(東京医科大学高齢総合医学分野)

専門医試験対策講座7オンデマンド

認知症の薬物治療

演者:
工藤  喬(大阪大学大学院医学系研究科精神健康医学)

専門医試験対策講座8オンデマンド

認知症のリハビリテーションとケア

演者:
大沢 愛子(国立長寿医療研究センターリハビリテーション科)

専門医試験対策講座9オンデマンド

認知症の社会環境・資源・倫理

演者:
石井 伸弥(広島大学大学院医系科学研究科共生社会医学講座)

専門医試験対策講座10オンデマンド

症例報告書の書き方

演者:
脇田 英明(藤田医科大学七栗記念病院内科)
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